2年前の自分へ

「えっっっっっ何かこの志摩っていう人、伊吹さんよりめちゃくちゃしてるんですけどぉお??!?!?!?!?」

 

 

 と、初回放送時、通行者を守るために暴走車に対して自分が運転している車(社用)(機捜車)を体当たりで止めるという選択肢を数秒で決定した志摩一未という人物やばすぎて笑ってから2年が経ちました。

 擦りすぎて説明するまでもありませんが、わたしは元来伊吹を目的にドラマを見始め「伊吹かっこいい足早いかっこいい無理好き」と溢れ出る感情を抑えきれないまま最終話を迎えて急転直下、転がり落ちるように志摩さんにハマりました。そう考えると志摩さんにハマってからまだ2年は経っていないんですが、ずっと楽しみにしていたMIU404の1話が2年前の今日に放送されたと思うと感慨深いです。

 毎週、仕事を終えてドラマに集中するために様々なことを片付け、見終わったあとも余韻が抜けきらずTVerで2週目をするのが当たり前になっていました。Paraviには入っていなかったので、何十回もテレビ放送版を見て、いざBlu-rayが届いたら6話がとんでもないことになっててひっくり返ったことも懐かしい思い出です。

 

 今となっては、どの回を見ても「えッ………ええ……よくリアタイしている時志摩さんを冷静に見れたな?え?????」となるほど今日も志摩さんがかっこいい。もう1話見てたら「志摩一未です」って言うだけでかっこよすぎて一時停止しちゃったよ。全然話が前に進まない。それから怒涛のような2話、3話って重ねてくるMIU404っていうドラマがTVerで無料で見れるしコウノドリもいて、サムネがほぼ暴力(?)

 2年前の自分、逆にすごい。「あ~志摩さんって頭いいな~冷静だな~めっちゃ判断力あるし急に吠える」とかそんな感じで、スンとした感情でよく見れてた。何で見れてたかもはや謎。不思議。好きを持った日々色鮮やかすぎて虹の中にいるみたいだなって何言ってんだろ。

 

 米津さんが歌う『感電』の通り、まさに2年前の今日という日、細胞に電気が走ったように感動をしたのを今でも覚えています。

 とんでもないドラマを、リアルタイムで目の当たりにしているという興奮に震えました。一分一秒は同じ時間で進んでいくのではなく、その濃密さによって瞬く間に過ぎていき、それでいて何度も噛み締めることができる貴重さを知りました。

 その時はまだ志摩さんにここまでどっぷり浸るとは思ってもみませんでしたが、今となっては後出しじゃんけんのように誤差であったようにも思います。なんていったって沼が深い(真顔)

 

 2年前の自分がいてくれたから今日もこうしてMIU404に夢中になる自分がいて、きっとこの先も初回放送日には1話を見ることでしょう。

 

 『たった一瞬のこのきらめきを 食べ尽くそう二人で くたばるまで』っていやもうさ?!?!?!?!?!?!本当米津さん天才だな?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?

 感電100回ぐらい聞こ。